免疫力アップさせる方法

簡単?難しい?タバコとの付き合い方で免疫力がアップ

タバコは百害あって一利なし、と言われています。 それは事実であり、タバコは様々な厄害を体にもたらします。 タバコを吸っている人と吸っていない人とでは免疫力も大きく異なってくるのです。 タバコを吸う事で免疫力が下がることは周知の事実です。 こちらではなぜ煙草を吸うと免疫力が下がるのか?ということについて徹底解説します。 さらに喫煙者が免疫力をアップするためにはどうしたら良いのか?ということについてもお伝えします。 タバコをよく吸う方で、最近風邪を引きやすいなどの体調不良を感じている方は必見です。

知らなかった?タバコは一時的に免疫力をアップさせることもある

煙草を吸う事で白血球が増加する

たばこを吸うと肺に有毒な煙が吸い込まれることになります。 肺の粘膜に異物が付着することになるので、免疫細胞の一つである白血球が増加する、といった特徴を持っています。 白血球が血液中に増加することで、身体の免疫力はアップします。 免疫力が高まるということで、タバコは体に良いものではないのか?と思ってしまう方もいるかも知れません。 ここで気づいてほしいのは、煙草によって免疫力が高まるということは、異物を取り込んだ結果なのです。 通常の生活をしていれば取り込まなくても良い、体に悪い物質をわざわざ摂取して一時的に免疫力を高めたとしても何の意味もありません。 身体を危険に晒し続けているだけです。 確かに年に1回くらいタバコを吸っただけでは身体に大きな悪影響はないかもしれません。 しかしタバコは毎日複数回に渡って吸うものでもあります。 喫煙期間が長ければ長いほど、大量の異物が入ってくることになるのです。 免疫力が多少高まったとしてもすぐに元通りになってしまいます。 そもそも身体に異物が入ってくることに免疫がなれてしまうかもしれません。 タバコで免疫力がアップするとは言っても、マイナス面のほうが大きいわけです。

タバコが免疫力をダウンさせる理由とは?

①唾液の量が減るから
②血行が阻害され免疫が全身に行き渡らなくいなるから
③栄養不足により体の機能が衰えてしまうから
④抗酸化物質のビタミンCが消費されてしまうから

煙草によって唾液の分泌量が減ってしまう

煙草を吸う事で唾液の量が減ってしまうのです。 唾液は多くの方が知っているとは思いますが、殺菌作用があるものです。 口内環境を整えるためにも必須の物質となっているわけですが、その唾液が煙草によって減ってしまいます。 そもそも菌やウイルスの大量繁殖する原因として「乾燥」というものがあります。 なぜインフルエンザは冬に蔓延するのでしょうか? 冬は寒くて乾燥しているからです。 唾液の分泌量が少なくなれば、口内にも大量の菌が繁殖するようになります。 その結果、体が病気などにかかってしまうリスクが高まってしまうわけです。 もう一つ唾液量の分泌が大きな影響を与えるものとして線毛があります。 線毛は鼻の中や気管などにある器官を指しており、その線毛が活性化することで菌やウイルスを体外に排出できるのです。 菌やウイルスを体内に入れないガードマンのような存在です。 しかしその線毛は水分がなければ機能しません。 乾燥していると役割を果たしてくれないのです。 だからこそ、煙草によって唾液の分泌量が下がってしまうようなことがあれば免疫機能が果たせずに様々な病気にかかりやすくなってしまいます。 ※口内の唾液量の低下は口臭から判断することも可能です。唾液が少なくなると口内に菌が大量繁殖するので、きつい臭いが発生するのです。

血行が阻害されるので、全身に免疫機能が行き渡らなくなる

タバコは何を摂取するために吸うものでしょうか? ニコチンを摂取するために吸いますよね。 実はそのニコチンが非常に厄介な存在なのです。 ニコチンは中毒性のある物質としても知られているわけですが、実は血管を収縮する、という機能を持っています。 ですから煙草を吸うと血行が悪くなってしまう訳です。 血行は免疫と大きく関わっています。 ①血行が悪くなると全身に白血球が送られにくくなり免疫力が低下する ②血行が悪くなることで体温が低くなり免疫力が低下する まずは白血球ですが、血液中に存在し全身を巡ることで体の様々なところで大活躍してくれます。 菌やウイルスなどをやっつけてくれるのです。 しかしニコチンによって血行が悪くなると、身体の末端まで送られる白血球の数が少なくなります。 その結果、菌やウイスルの活動を見逃すことになり、身体を蝕まれてしまうわけです。 体温と免疫力も大きく関わっています。 血行は体温とも密接に結びついており、低体温の方は基本的に血行障害が起こっているのです。 体温と免疫力は比例します。免疫力をアップしたいのであれば、血行を良くして体を暖めなければなりません。 体温が1度違うだけで白血球の働きが30%も違ってくるのです。 さらにがん細胞は体温が35度になると最も増殖することもわかっています。 体温が低いということには良いことは一つもないのです。 煙草によって低体温がもたらされることが免疫に大きな悪影響を与えてしまうわけです。

タバコを吸うと全身に効率的に栄養が送られなくなる

タバコを吸うと一酸化炭素が煙とともに吸い込まれることになります。 一酸化炭素は血液の酸欠状態を引き起こすものなのです。 一酸化炭素は赤血球の中にあるヘモグロビンと結合します。 ヘモグロビンは酸素と結合するはずなのですが、一酸化炭素と結合してしまうことで酸素とは結合しなくなります。 その結果、全身の各部位が酸欠状態に至ってしまうわけです。 酸欠状態になると、栄養が送られにくくなります。 栄養が送られにくくなれば、全身の様々な器官や細胞が機能しにくくなります。 身体としての機能を停止しているような状態をもたらしてしまうわけです。 さらに老廃物の回収もされにくくなるので、体内に老廃物がとどまった状態になってしまいます。 タバコが免疫力をダウンさせる原因の一つに、「酸欠」があるわけです

免疫力を高める物質のビタミンCをタバコが消費してしまう

ビタミンCは健康に役立っているだけではなく、お肌の機能を向上させるなどの美容効果があることでも知られています。 非常に優秀なビタミンのひとつなのです。 そのビタミンCですが、煙草を吸う事によって消費されてしまうことがわかっています。 タバコは有害物質を含んでいるわけですが、体内ではその有害物質を代謝して無害化しなければなりません。 そのための酵素を体内で生成する必要があります。 実はその酵素は有害物質とビタミンCの区別がつかないのです。 結果として酵素が有害物質と間違えてビタミンCも排除してしまうことになり、ビタミンCが足りなくなってしまいます。 ちなみに喫煙者は非喫煙者よりもビタミンCを2倍は摂取しなければならない、とされています。 それだけの量を食事から摂取するのは難しいかもしれません。 サプリメントなどで代用している喫煙者の方も少なくないのです。

煙草による免疫力のダウンの対応方法

禁煙すること

非常にシンプルな解決方法となっています。 タバコを止めれば体の免疫力は回復します。 しかしニコチンは中毒性のある物質です。 やめるのは簡単ではありません。 実際に禁煙を何度も失敗している、という方もいるほどです。 近年では医療機関に禁煙外来も出来ました。 徐々に体内にとりこむニコチンの摂取量を減らしていき、自然に禁煙を達成していく方法です。 喫煙者で最近病気にかかりやすくなったと感じている方は、医療の力を借りつつ禁煙の達成を目指しましょう。

受動喫煙対策も実施すること

タバコの悪いところは、喫煙者だけの免疫力を下げるわけではない、ということです。 周囲の方にも悪影響をもたらしてしまうのです。 いわゆる受動喫煙の問題があります。 飲食店などでも喫煙所からはなるべく遠いところに座るような対策がおすすめとなっています。 また完全禁煙の店舗を利用する、ということもおすすめです。 受動喫煙のほうが有害物質を吸い込みやすい、との研究結果もあるほどなので注意しましょう。

杜仲茶の葉を利用したタバコの代用品を利用する

禁煙草といったものが存在しています。 タバコの代用品となっており、タバコと同じように火を付けて吸い込むものとなっています。 大きな特徴はニコチンを含んでいない、という部分です。 煙草を吸う行為だけが同じなので、体に対して大きなマイナスをもたらすものではありません。 タバコのようなものを吸い込みながらタバコを辞められるわけです。